2014/09/27

わたくしごと

暑さも寒さも彼岸まで。すすきの穂が開き始めましたね、李花尺です。

ここでほぼ毎週、「散文」を書いてそれなりに経ちます。この週末雑感では、感覚的な内容を扱うことが多いですから、あまり論理的な文章ではないです。それに話題と次の話題の間にそれほどしっかりした関係性がないことも多々ありますな。また、同じようなことを言い換えて書くことも多いです。多角的なものの表現といえば聞こえがいいかもしれませんが、ものを伝えるという点においては冗長なことですね。

ここで散文を書き続けたためなのか、論理的なしっかりとした文書を書く能力が落ちてしまったように感じるのです。もっとも、今は以前より高度な文章を書く必要が出てきているので、昔のほうが論理的な文章を書く能力が高かったというよりも、成長していないだけかもしれませんけどね。


・・・こういう結局なにが原因なのかはっきりしない文章がいけないのです。でも、そんなのわかりませんよ。

という、愚痴で本日は終わり。

2014/09/20

本草図譜

どうも、先週はおやすみしました、李花尺です。


先週は3連休、ちょっと忙しかったので、おやすみしました。2週間ぶりという事になりますが、その間に私の近辺はずいぶんと秋らしくなりました。朝夕はめっきり涼しくなり、半袖では少し肌寒い様子です。季節の変わり目ですから、皆様、体調には気をつけてくださいね。


さて、世の中便利なものでして、著作権の切れた本をデジタルで手に入れることができます。青空文庫などが有名ですね。ibooksにも古い名著などをダウンロードできるのですが、面白いものを見つけました。

「本草図譜」

といいます。残念ながらibooksにはすべて揃っているわけではないですが、一部を見ることが出来ます。これ、いろんな草花の絵と簡単な説明が描いてあるだけのものなのですが、色使いとか配置が面白い。特に配置が面白いですね。図鑑というからにはその草花の全体像を描写する必要があるとおもうのですが、大胆に「よって」ます。もちろん、全体を描写しているのもありますけどね。切り取り方が秀逸なものが多い気がしますね。構図の参考になるのかもしれません。各ベージでいろんなパターンで草木が配置されているので、飽きません。

PCの壁紙に向いているかもしれませんね。

2014/09/06

河の話

どうも、ここにきて蚊に刺されることが多い気がしています、李花尺です。

 私は海のある小さな町に育ち、そこには大きくはないですが河が流れ込んでいます。その河口から1kmほど上流で、河はゆるやかな曲線を描いて瀬と淵を作っており、両側の河川敷と中洲には葦やススキが生い茂る場所があります。そこではもはや勾配と呼べるものはなく、雨と風のない日はほとんど水がとまっているように見えます。

海はどんなに穏やかでも小さな波がありますから、それに比べて河の静かなこと。かげろうが水に落ちただけで波紋が伝わっていきそうなその静けさは、本当になにか変化が起きるまで見続けなければいけないような気がして、少しだけ怖いものがありますね。

以前、川(と湖)で泳ぐのは怖い、という話をしましたが、こういった「止まった」感じが怖いのも関係しているのかもしれません。ただ、河が嫌いなわけではないですよ。海が親しみ深いのなら、河は畏怖の対象という感覚に近いのかもしれません。