2012/05/20

チェルシー、UEFA CL制覇おめでとう!

久しぶりに深夜に起きて、サッカーを見ました。

いやぁ、すばらしいですね。全員が自陣にもどって守備をやっているときのラインの美しさ、最後の一手を封じるスライディング、展開の速さ、時折みせるセンターバックのオーバーラップやドログバの圧倒的な強さからの鋭い攻撃、なにより先制されても追いつき、勝つことのできる精神力。

準決勝でのバルセロナ、決勝のバイエルンという欧州で一二を争うような攻撃力をもつ選手をそろえたチームと対戦して、しっかりと守備をして、競り勝つことができるというのは尋常ではない強さだと思います。CLの制覇がなによりもその証拠ですけれど。

個人的にチェルシーのスタイルが好きなので、チェルシーを応援していたので、うれしかったです。深夜ですから、騒ぐ事はできませんから、1人、ハラハラしながら、見てました。


そんなこんなで(?)、土日も忙しくて次作の作業が滞っております。「巡るは季節」第5話は6月になりそうです。

2012/05/16

再生数について。


「巡るは季節」の第一話は4万再生まで延びました。これについては驚きがつよく、うれしさはあまり無かった様に記憶しています。第2話は1万再生、それ以降、およそ5千から1万再生の間をうろうろしています。私としては最終的にどの話も1万再生前後までいけばなぁ・・・と思っています。

で、何が言いたいのかと言いますと、私は5千から1万再生の手書き作者なんだろうな、ということです。頂上が見えた感じですね。これに悲観している訳ではなくて、「ま、そんなものか」という感じです。

これ以上の再生数を手っ取り早く(?)稼ぐためには「動き」が必要でしょう。具体的は「動画」としての動き、またはストーリーの抑揚ですね。かれこれ東方手書き界隈に入り浸る様になって2年あまりが経ちますが、新たに再生数を大きく稼ぐのは、手書きでありながら「動き」のある作品か、ストーリーの抑揚が上手い、展開がよめず、先が気になるような「熱い」作品のどちらかに分類する事が可能でしょう。あ、エロでもいいですけどね。ということで、動画の中に動きを取り入れれば、これからさらに多くの再生を稼ぐことができるでしょう。

ですが、そんな動画を制作する気が基本的におきないので、しません。ですから、5千から1万再生ぐらいの手書き作者なんだろうな、と思う訳です。再生数を増やす事を目標に動画を投稿している人は大変だろうなぁと、思ったりした今日この頃でした。


こんなことを書くと、やる気を失っている様にも見えますが、そんな事はなくて、「静かな雰囲気」の可能性を信じて、いろんなことを試していく所存であります。それに気付いたコメントがあれば、なおうれしいですね。例えば、第4話では「今回の巫女は親子の愛情の面が強いね」という趣旨のコメントがありました。明治巫女のサブテーマは「親子愛」なので、初代の「恋愛」とは異なる形で巫女と紫の関係が構築されています。それに気付いてもらえたので、かなりうれしいです。そんなコメント、お待ちしております。また、基本的に私は動画となって世に出たら、どのような解釈も間違っていないと考えています。私の意図とは違う解釈も大歓迎ですから、お気軽に、コメントをよろしくお願いします。

2012/05/13

【後書き】巡るは季節−4 【補足】

4話の動画の中で、紫、幽々子が初代巫女(巫女の呼称については前の投稿を参照してください)が居た時代を500年前と表現していますが、400年前の間違いです。

どういう事かと言いますと、

初代巫女(1−3話);戦国時代;1500年ごろ
明治巫女(4話);明治時代;1900年ごろ
霊夢(まだ登場してない);現代:2000年以降

となりまして、ざっくりと、現代から見て、初代は500年前、明治は100年前です。そして明治から見て初代は400年前、となります。

要する所、引き算間違えました。ごめんなさい。

2012/05/12

【後書き】巡るは季節-4

さて、4話が投稿されました。


時代は3話から下りまして、明治です。作中では明言していませんが、明治維新かなぁと印象づけるような言葉や、場面を挿入したつもりです。たとえば、作中では長野・開智学校や、大阪紡績会社の機械制紡績工場をモデルにしたシーンが出てきます。
作中で計画されている結界とは「博麗大結界」のことです。まだ、完成はしていないようですね。はてさて、どうなることでしょう。それは次回のお楽しみという事で。


3話までに登場した巫女は、博麗神社にとって最初(=初代)の巫女ではない設定なのですが(1話の村人の会話からそのことは分かります)、「幻想郷」という結界によっていわば隔離された世界になってからは初めての巫女なので、面倒ですから以降、初代巫女と呼びます。ついでに、4話から登場する巫女を「明治巫女」と名付けておきましょう。ややこしや。


紫が明治巫女の事をどう思っているのか?なかなか難しい問題です。今の所、紫は明治巫女に対して、「貴女は初代巫女のうまれかわりかもしれない」という話はしていません。話した所で、「あ、そ」で済まされる事が怖いのかもしれません。巫女の輪廻(巡り合わせ)に囚われているのは、紫であって、巫女そのものではないからです。明治巫女は初代巫女の記憶を引き継いではいません(おそらく)。紫としても、恋する人の向こうにだれかの影を重ねたくはないと思っています(保守的な観念かもしれませんが)。でも、明治巫女に対する恋のきっかけとなったのは、間違いなく初代巫女の面影(ほくろ、性格、能力)であって、その共通点の多さから、重ねたくなくとも、重なってしまうので、紫としてもつらいでしょう。その気持ちは一部、幽々子に吐露しています。・・・もしかしたら、そういう葛藤を含めて、400年ぶり(現代から見て、初代巫女が500年前の人、明治巫女が100年前の人なので)のことですから、実は、葛藤や恋心そのものを楽しんでいる自分が紫の中にいるのかもしれません。

初代巫女と明治巫女の違いですが、実は髪の毛の色が若干違います。初代は青みがかった色、明治は赤みがかった色をしています。本当は顔立ちで描き分ける事も出来たら良いのですが、そこまでの技術は今の所無いので・・・。


さて、明治まで時代が下り、紫は再び、ほくろをもつ巫女に出会いました。紫は今の所、表面上は平静を保っていますが、どうなることでしょうね。そのあたり、また次作で描けたらと思います。


以下、3話のコメントについて

02:18 >つるっぱげしかいないw
すいません。遠くのモブを描くときは面倒なので、髪の毛を省略したのです。彼らも近くで見るとはげてないです。ちなみに、3話の大工さん達は全員つるっぱげです。問題のシーンも画面右側は大工さん達なので、つるっぱげでいいのですが、左側は村人達なのではげてないです。

03:53 >司馬遼太郎ktkr など
「坂の上の雲」という言葉がたくさんの反応を呼びまして、びっくりしました。NHK効果でしょうか。司馬遼太郎の坂の上の雲は私が高校のときに読んだ本でしたが、同級生とかの知名度は低かったのですが・・・。面白いので、一読をお勧めしますが、なにせ文庫で8巻ですから、分量が多いですね。ちなみに、「坂の上の雲」という単語は次の物語が「明治」を舞台としていることを暗示させたくて使いました。

08:17 >紫の冬眠って、これから始まったんじゃね?雪を見たくないから。
初代の幕引きを考えるにあたって、冬を選んだのは、本当の所、なんとなくなので、そこまで考えて、冬を選んだ訳ではありません。ですが、紫が部屋に閉じこもっているシーンを描いている時、同じようなことを考えていたりしました。ちなみに、私は紫の「冬眠」というのは単に冬は寝る時間が長い、程度に考えているので、本格的な冬眠は想定していません。


では、さっそく第5話の制作に取りかかります。それではまた、次回。5月中に投稿できたら良いですね。